Gloves for Beauty

美容室やタトゥーショップでは、常に手袋を使用するのではなく、特定の作業に合わせて手袋の装着が必要となります。

美容室などの場合、シャンプーを担当するスタッフなどは水や薬品に長時間触れるケースも多く、手荒れがひどいこともあります。

衛生管理という観点もですが、自身の手を水や薬品から守る役割が手袋に求められます。

使い捨て手袋であればどんなものでも良いのではなく、作業にあったものがありますので、用途に合わせて選択いただくのが良いでしょう。

ニトリル手袋は手袋は美容室やタトゥーショップで利用する手袋の大抵の作業で活躍します。

今まで、水や薬品に強くフィット感もあり細かい作業員も最適な天然ゴム製(ラテックス)のゴム手袋を使用するお店も多くありました。

しかし、長時間の利用により、手荒れや呼吸器系の症状が現れているという報告が上がっています。

これは、ラテックスアレルギーと呼ばれる天然ゴムの持つアレルギーで、長時間の作業を伴う利用の場合、ラテックスアレルギーにより、接面部分の炎症や喘息、場合によってはアナフィラキシーショックを発症する場合もあります。

こういった長時間利用のアレルギーリスクを抑え、常に着用していても問題ないのが、ニトリル手袋です。

染髪やパーマなどの場合、液体の薬品を使いますが、こういった薬品から手を守るのにニトリル手袋は最適です。

ニトリル手袋は、摩耗などに強く、破れも発生しにくいため、常につけ続けても薬品の侵入を防ぐことができます。

それだけでなく、水や薬品への耐性もある素材ですので、染髪の際の薬品による破れの発生リスクを軽減することや、長時間水を使うシャンプーなどの作業時の水の侵入、シャンプーなどの侵入を防ぎ、手荒れから守ってくれます。

また、粉付きのニトリル手袋と粉無しのニトリル手袋の2種類があり、着脱のしやすさから粉付きをりようされる方も多くいましたが、粉付きで手があれるケースも発生していたため、明成では、粉無しでも着脱が簡単なように、内側の加工を改良し、スムーズな着脱を可能としています。

タトゥーショップなどの場合、針を使った作業が発生します。

万が一施術者に針突きなどが発生してしまった場合、お客様の傷口に直接触れる作業ですので、HIVなどの血液由来の病原体を伝番するリスクも考えられます。

天然ゴムの手袋の場合、摩擦などには耐久性は高いですが、針などの穴開けにはあまり強くはありません。

その点、ニトリル手袋は、穴あけなどにも耐久性が高い素材でできているため、針刺しなどのリスクも最小限に抑えることが可能です。

インスタグラムなどの利用者増により、一個人の写真投稿だけでなく、店舗も写真によりシェアされることも多くなりました。

たかが、手袋ではありますが、見栄えの良いものを利用すると店の印象も変わります。

ニトリル手袋の場合、特に海外を中心に飲食店や美容室を中心に黒のニトリル手袋を着用し、スマートな印象を演出する店舗もSNS上で多く見かけるようになりました。

黒のニトリル手袋、店のブランドイメージを損なわずスマートな印象を与えることができますので、毎日使う手袋は黒のニトリル手袋がお勧めです。

HDPEポリエチレン手袋は、ニトリル手袋のように伸縮性もなく、耐久性もそれほど高い手袋ではありません。

ですが、コストはニトリル手袋と比較した際にかなり抑えることが可能です。

ですので、美容室やタトゥーショップの施術者様が常時使うのではなく、例えばお客様が初回利用時にカルテなどに記載する際のお客様用手袋や、お飲み物をお出しするとき、清掃、読み物の提供など、一時的なお客様へのサービス時などに効果的です。

一瞬使って捨てられる用途の場合、できるだけコストを抑えてご利用いただくのが最適かと思いますので、HDPEポリエチレン手袋はコスト削減の観点でより良い商品です。